ここ最近、4年に1度のワールドカップ女子バレーが日本で盛り上がっています。

試合観戦中、日本を熱烈に応援している人が、
全日本の苦戦が続いたり、相手チームが勝ったりすると、
誰に対して怒りの感情をぶつけるかという視点で見ていて、
2つに分かれることに気付きました。

1つは、相手外国チームに対して、「○○(国名)は嫌い」「〇〇は許さない」と
怒りをぶつけようとする人。

もう1つは、応援していた日本チームに対して、
「やっぱり全日本にはいつもがっかりさせられるよ」とか、
「○○(全日本の選手)、ふざけんなよ、何でここでミスするんだよ」などと、
怒る人。

これは個人的な分析ですが、
前者、つまり、相手チームに怒りをぶつけようとする人は、
「自分の応援するチームは何があっても絶対に応援し続けなければいけない」
という価値観をもっているのに対して、

後者、つまり、自分の応援するチームに怒りをぶつけようとする人は、
「自分が応援したチームは絶対に勝つべきである」
という価値観をもっているのではないかと思います。

人それぞれの価値観により、怒りをぶつけようとする矛先も変わるのではないでしょうか。