認知や思考の偏り・怒りの感情と冷静に向き合うために

弁護士・研修講師の豊田浩己と申します。弁護士・アンガーマネジメントファシリテータ・ハラスメントカウンセラーの視点から、思考の偏りや怒りの感情と冷静に向き合う方法、いじめ・ハラスメント・虐待等のトラブル予防の方法、多様性の尊重などについて、ブログを書いていきます。

2019年12月

「英語は子音主体に音声認識される。英語人は母音を音響音として半ば聞き流し、子音を中心として意味を見出すのである。これに対して、日本語は母音主体で音声認識をする。」(黒川伊保子「共感障害「話が通じないの正体」)。(他に参考文献:角田忠信「日本人の脳ー脳の働き ...

組織で何か新しいことを導入することを検討する段階では、まずは「前提」「立場」「利害関係」にとらわれず、できるだけ「自由な発想」で、相互に相手のアイデアを否定することなく、他人のアイデアをさらに発展させたりしながら、できるだけ多くのアイデアを出すことが理想 ...

ビジネスの世界では、ロジカルシンキング(論理的な思考)で仕事を進めることが求められており、多くのビジネスマン同士の会議でも、論理的思考として優れた印象をもった結論が支持されることが多いと思います。例えば、社内でA案・B案・C案のどれかを社内で導入しようと検討 ...

誰しも「思考の偏り」が起きるときがあります。「思考の偏り」が自分や周囲を後悔させる決断に至らなければよいのですが、ときには後悔をもたらす決断に至ることもあります。そこで、予防として自分の「思考のクセ」を認識してメモしておき、チェックリストにしておけばある ...

人は、多くの場合、何らかの判断をくだす際に、「前提にしていること」があります。例えば、A社担当者Aさんと取引相手のBさんが同じテーマで打ち合わせを重ねても、それぞれが持つ「隠れたまま出てこない前提」が共有されないままでは、違う結論に達したり、そもそも結論に到 ...

↑このページのトップヘ